「言い方がきつい彼氏といっしょにいるのがつらい…別れたくないけど解決法はある?」
こんな悩みを抱えてはいませんか?
私はかつて「言い方がきつい彼氏」だったことがあります。
その当時を振り返って、次のようなことをお伝えします。
- どんな心境だったのか?
- どうしてもらえればきつい言い方をしなかったか?
- 今、どんなふうに暮らしているのか?
この記事を読めば、ささいなきっかけで言い方がきつくなるあなたの彼氏の心理を紐解くヒントがなにかあるはずです。
ちなみに、そんな私も今では結婚して幸せな生活を送ることができています。
あなたが将来を考えるヒントがあるかもしれません。
彼氏と別れたくはないけど…と悩んでいる人はぜひ最後まで読んでください。
かつて言い方がきつい彼氏だった私が、当時の彼女に思うことは?
まずは、これを書かなきゃいけないと思い、最後にこのセクションを付け足しました。
この記事では、私が大学生のときに付き合っていた彼女に対して、どんなことを思っていたのか?について書き記しています。
ある意味これはエッセイと呼んでもいいかもしれないほど、正直に気持ちを出しています。
少しでもこれを読む皆さんの参考になればいいなと。
しかし、書いてみて、非常に酷な内容でした。
だから、まずはその当時の彼女(見てないと思いますが)に対して謝りたいと思います。
ごめんなさい。
当時はひどいことをしました。
では続きをどうぞ。
言い方がきつい彼氏の心理と言い方がきつい人の心理は違う?
言い方がきつい人はいったいどんな心理でそういう言い方をするんだと思いますか?
検索してみると、「言い方がきつい人の心理」は色々出てきます。
もちろん、このサイトでも何度も解説してきました。
あわせて読みたい>>言い方がきつい人の心理と特徴
たとえば、
- プライドが高い
- せっかちである
- 心に余裕がない
などなど…。
しかし、「言い方がきつい人」が「彼氏」である場合、つまり言われる相手(あなた)が彼女である場合は、これらは基本的に当てはまらないと考えられます。
なぜなら、あなたと彼氏の間には、もともと恋愛感情がある関係だからです。
言い換えると、恋人関係と、普通の人間関係は全く別のものと考えなければならないということです。
大学生当時の私は「言い方がきつい彼氏」だった
私は大学生のとき、付き合っていて、同棲までしていた彼女がいました。
あるときその彼女が友達にこう漏らしていることが耳にしました。
「いつも家畜みたいな扱いをされている」
これは衝撃でした。
なぜならまったくそんなつもりはなかったからです。
もちろん暴力を振るったり、肉体的な危害を加えたことはありません。
どうも、私の言い方が非常にきつく、彼女を精神的に追い詰めてしまっていたということのようでした。
じゃあいったいどんな心理できつい言い方をしてしまっていたのか?を振り返っていきます。
言い方がきつい彼氏の心理とは?
「言い方がきつい彼氏」だった私が、きつい言い方をしていた当時どんな心理だったのか?を振り返ってみると、次の5つだったような気がします。
- 正直言って、もうあまり好きではない
- 尽くされることにイラッとする
- 話が通じないことにイライラする
- 怒っている自覚がない
- 自分を過大評価して他人を見下している
それぞれ詳しく解説していきます。
正直言って、もうあまり好きではない
あなたには少しつらいことかもしれません。
しかし、私が当時を振り返ってみると、一番大きな要因が「もう好きじゃない」だった気がします。
もちろん、はじめは好きでした。
でも同棲していくうち、いろんな事が気になりだして、嫌なことが増え始めました。
それまで育ってきた環境が違う男女がひとつ屋根の下で暮らすんだからこれは当たり前です。
しかしその当時のわたしは、まだ20代前半と若く、他人を思いやる気持ちが欠けていたと思います。
そしてだんだん、彼女のことが好きでなくなっていきました。
問題なのは、このとき
- (もうあんま好きじゃないけど同棲してるしこのまま行くんだろうな…)
- (「別れる=彼女がここから出ていく」だし面倒だよな…)
- (別れるって言ってくれないかな…)
なんて心の中で考えていたことです。
特に3番目なんて最悪ですね。
これから数十年つづいてく人生の重さを全く理解できてないですよね。
尽くされることにイラッとする
当時の私は、彼女が尽くしてくれることに対してイラつくことが多くあったように思います。
同棲している彼女が、当時がんばっていたのは、「料理の腕前を上げること」でした。
もちろん、私のためにしてくれていたことでした。
毎日手の込んだ料理を出してくれたり、クリスマスには「お菓子の家」を作ったり。
しかしなんとも悲しいことに、私にはそれがうっとおしく感じたのでした。
今にして思えば、彼女の好きが重すぎて、私の好きが減っていたことが原因だと思います。
結果として、彼女に対して強くあたったり、きつい言い方をしていたんだろうなと思います。
話が通じないことにイライラする
会話をしてても、相手に話が通じなくてヤキモキしたことってありませんか?
たとえば、「前に〇〇って話したことあったよね?」と話はじめたときに、「なんだっけ?それ」って返されるみたいな。
私にはこれが苦痛でした。
「なんで覚えてないの!!」と無駄にイライラしていた記憶があります。
結果、ふてくされてしまって、その後しばらくきつい言い方になるというような感じです。
自分を過大評価して他人を見下している
私は自分自身の評価が高くて、他人を見下す傾向があります。
小さい頃からずっとそんな感じでした。
つまり会話の中でも他人を見下す傾向があるのです。
ハッキリとけなしたり、おとしめたりする言動をすることは少ないんですが、暗にそのようにとれる発言をすることが多かったように思います。
怒ってる感覚がない
意外と多かったのは、怒ってる感覚はないのに、怒ってると思われることです。
実はこれに関しては、「きつい言い方」をほとんど直した今も少しその傾向が残っています。
どういうことか説明します。
たとえば、普通に会話をしていたとします。
そのときに、さっきもあげたように、「話が通じない」ということがあったとします。
すると、私は「だから〜!!」と少し語気が強くなる傾向があるようなのです。
語気が強くなるとは、声が大きくなったり、口調が荒っぽくなったりというようなことです。
正直、これに関しては私の場合「育ち」が関係していると思います。
詳しくはこちら>>言い方がきつい人は育ちの悪さが7割。残りの3割は?
多くの女性はこのような話し方をされると本能的に「怖い」と感じますよね?
実は、世の中の多くの男性は、その事実に気づいてません。
つまり怒ってるという感覚はないけど、彼女からしたら怒っているように感じてしまうというわけです。
言い方がきつい彼氏は、あなたにどうしてほしいのか?
じゃあ、言い方がきつい彼氏の側は、あなたにどうしてほしいと感じるのか?を考えていきます。
当時私が思っていたことをもとにしていますので、あくまで一例と思ってください。
彼氏が思っていることはだいたいこんなところでしょう。
- 尽くすんじゃなく「横に立ってほしかった」
- 察してほしくないけど、理解してほしかった
- 別れてほしかった
尽くすんじゃなく「横に立ってほしかった」
当時の彼女は「いい彼女」であろうと一生懸命だったんだと思います。
それが「尽くす」という態度にあらわれていたのでしょう。
しかし私が求めたのは、そんな彼女ではなかったのでした。
尽くされる、愛されるというのは、男性にとっては、ときに鬱陶しいものです。
今の私が思うのは、男性は「愛されるよりも愛したいマジで」ということ。
たぶんその方がずっとうまくいくと思います。
話をちゃんと理解してほしかった
私は話を覚えられてないのが苦痛でした。
だから話をちゃんと聞いて、前に話したことをちゃんと覚えておいて理解してもらいたかったのだと思います。
もちろんすべての話を覚えておくなんて不可能なのにです。
しかも、私は話題がしょっちゅう飛んでしまうクセがあります。
私の頭の中では線でつながって自然な流れだけど、他人から見れば、遠く離れた点から点にワープしてるように感じると思います。
私はきれいに伏線回収してるつもりでも、相手には伏線が見えてないなんてことがしょっちゅうです。
それなのに、それを「なんでわかってくれないんだ!」と感じていました。
正直、別れてほしかった
これが実は一番大きかったかもしれませんね。
先に述べたように、実はもうあまり彼女のことは好きじゃなかったと思います。
結果として、かなりきつい言い方をしていました。
この状態の恋愛関係がうまくいかないのは、誰が見ても明らかですよね。
だから今にして思えば、別れるというのが最良の決断だったと感じます。
でも、「別れたくない…」という思いもありますよね?
そんな人は次からのセクションをぜひ読み進めてください。
言い方がきつい彼氏とこのまま一緒にいて、本当に幸せになれる?
「言い方がきつい彼氏」だった当時の私は、彼女との将来を想像しました。
「このままズルズル行って、結婚しちゃったりするのかな…?」
これがその当時の一番の感想でした。
”しちゃったりするのかな”というところがミソです。
こういう言い回しになる=結婚しても幸せになれないだろうと今では思います。
そして私は、別れることを決断しました。
今となっては、このとき別れはよい判断だったと思います。
その後、「愛される以上に自分が愛せる相手」を見つけて、結婚して幸せな生活を送っています。
けど、本当に別れることが最良の判断なのか気になりますよね?
たまたま私はそれがよかっただけなんじゃないのか?と。
その答えは次のセクションにあります。
言い方がきつい彼氏とまだ続けたいならどうすればいい?
もしもあなたが言い方がきつい彼氏とまだ関係を続けたいならどうすればいいでしょうか?
それは、「言い方がきつくて、つらく感じていること」をまっすぐ伝えることです。
なぜそれがベストなのか?という話をします。
私は当時付き合っていた彼女と別れたあと、今の妻と出会いました。
でも付き合う相手が変わっただけで、きつい言い方が変わるの?と思いませんか?
そう考えたあなたは聡明な人です。
確かに今の妻に対しても、当時の彼女に対してしていたようなきつい言い方をしたことはあります。
しかし、あるとき付き合っていた当時の妻にこう言われたのでした。
「ねぇ、言い方がきつくて怒られてるように感じるから、もう少し柔らかく言ってほしい」
これを聞いて私は「自分の言い方がきつい」ということを自覚して、直す努力を始めたのでした。
きつい言い方に無自覚な人が、自覚すると直す可能性があるという良い例だと思います。
>>言い方がきつい人は自覚ないの?
でももしも、当時付き合っていた彼女にこう言われていたらどうだったんでしょう?
実際に言われた記憶は無いので、そのときどうなっていたかはわかりません。
だけど、今、当時のことを思い返してみると、ほぼ確実に逆ギレしていたんじゃないかと思います。
つまり、「あなたが彼氏のきつい言い方にストレスを受けている」ということをまっすぐ伝えてみてください。
その反応次第で、あなたがその彼氏とこのまま付き合い続けられるかどうかがわかるかもしれません。
もしも直してくれる気配が全くないのなら、もう一度真剣に将来のこと考えてみましょう。
まとめ:言い方がきつい彼氏の心理とは?別れないでいるためには?
言い方がきつい彼氏と付き合っていると、心が削られて辛い思いをしますよね。
私も当時付き合っていた彼女に対して、本当に申し訳ないことをしたなという気持ちでいっぱいです。
冒頭でも書きましたが、当時の彼女には本当に悪いことをしました。
この記事では言い方がきつい彼氏だった私の心理を紹介しました。
でも、もしあなたが今、言い方がきつい彼氏に悩んでいるなら、「彼氏がどんな心理なのか?」よりも「あなたがこれからどうしたいのか?」を真剣に考えてください。
もしも将来もずっといっしょにいたいかもと思うなら、一度、「きつい言い方を直してほしい」とはっきりまっすぐ伝えてみてください。