言い方がきつい上司の言動に悩まされていませんか?
「これってパワハラになるんじゃない?」
と、色々と考えてしまいますよね。
たとえば、証拠集めとして、メモを取ってみたり、ボイスレコーダーで録音したり。
当サイトでも、そのような対処法は紹介してきました。
しかし、実際のところ、パワハラと認定されるかどうか?はけっこうグレーで難しい判断になるようです。
だったらいっそパワハラめいたことをされる以前に、パワハラされない人間になればいいと思いませんか?
当たり前の事実なので、意外と気づきづらいことですが、言い方がきつい上司の側も相手を選んでやっています。
そこで、あなたがパワハラされない人になるためにこの記事ではパワハラされやすい人・されにくい人について解説していきます。
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>>言い方がきつい上司がパワハラかも?と思ったときにやってはいけないNG行動
言い方がきつい上司にパワハラされやすい人の特徴
まずは、パワハラされやすい人にはどんな特徴があるのでしょうか?
パワハラされやすい人は次のような傾向があります。
パワハラされやすい人
- 自己主張が苦手で反論しづらい
- 声が小さく、表情や態度が弱気に見える
- ミスや不安を抱え込んでしまう
自己主張が苦手で反論しづらい人は、相手の言い分を全部受け入れてしまい、言いやすい人と思われやすいです。
また、声が小さく、目を合わせないなど表情や態度が弱気な人は萎縮しているように見えます。
すると、相手には「こいつ本当に聞いてるのか?」と思わせてしまいます。
くわえて、シュンとしている相手に対して何か指摘をしていると、どんどんヒートアップして行ってしまいます。
その結果、パワハラめいた言動に至ってしまうというわけです。
また、ミスや不安を抱え込んでしまう人は、相談や報告が遅れやすいです。
「どうしよう…どうしよう…」と悩んでいる間に事態はどんどん深刻になっていき、結果としてさらなる叱責が待っているというわけです。
言い方がきつい上司にパワハラされにくい人の特徴
一方、パワハラされにくい人は以下の特徴がある傾向にあります。
パワハラされにくい人
- 適度に自己主張できる
- 落ち着いた態度を保てる
- 周囲と良好な関係を築いている
適度に自己主張できる
想像してみてください。
適度に落ち着いていて、的確に事実を伝えられ、必要なときには「NO」といえる人、同僚にいませんか?
そういう人はまず、パワハラされにくい傾向にあります。
なぜなら、上司も反論や反発されるのが怖いからです。
つまり、言い方がきつい上司の側も「相手を選んでいる証拠」と言えます。
落ち着いた態度を保てる
また、上司のきつい言い方に対して感情的に反応せず、冷静に対処できる人もパワハラされにくいです。
感情的な反応とは次のようなことを指します。
- 涙を流す
- うつむく
- 小さい声で謝りつづける
落ち着いた態度を保ち、上司に対応する人はパワハラされにくい傾向にあります。
周囲と良好な関係を築いている
同僚と良好な関係を築けている人はさらにパワハラされにくいです。
「常に明るい雰囲気の複数人の中から、一人だけを標的にしてパワハラをする」というのは非常にやりにくいです。
なぜなら、上司は後からその集団の中で自分自身が非難されることを恐れるからです。
逆に、グループの一人がパワハラされていたとしたら、その一人を守るために全員で人事に掛け合うようなことがあるかもしれず、上司はそれを恐れます。
「パワハラしてる」という証拠を残すのは、上司にとって危険なことなので、できるだけ周囲とうまくやれてない人を標的にする傾向があります。
言い方がきつい上司からパワハラされない方法は?
では、パワハラされにくい人になるにはどうすればいいでしょうか?
パワハラされにくい人になる方法は大きく分けて、3つ存在します。
- 仕事ができる人になる
- パワハラ上司のいる職場から離れる
- 上司に気に入られる人になる
1つずつ見ていきましょう。
仕事ができる人になる
仕事ができるようになれば、上司から標的にされる理由がなくなるはずです。
仕事ができているのに、それでも攻撃されるのならば、もはや人格否定なので、弁護士などに相談するべきでしょう。
では、仕事ができるようになるとはどういうことか?というと、次の5つを意識するとよいです。
- 自分の意見や状況を短くはっきり伝えられる
長々と説明すると責められやすいので、事実を簡潔に報告する習慣をつけましょう。 - 姿勢・表情・声を意識して「自信があるように見せる」
人の印象は見た目が9割です。背筋を伸ばす、相手を見る、声を少し大きくするだけで印象が変わります。 - 小さなミスや不安は早めに共有する
「怒られるのが怖いから黙っておく」は逆効果です。何でも早めに相談しましょう。 - 職場内で信頼できる味方をつくる
先述したように周囲との良好な関係は攻撃の抑止力になります。 - 自己肯定感を保つための習慣を持つ
自己肯定感を保つことで、ネガティブを遠ざければ上4つの効果がさらに高まります。
1〜4の点を意識しつつ、5.自己肯定感を高めるため行動をするよう習慣づければさらに良い方向へ向かっていくはずです。
パワハラ上司のいる職場から離れる
もし、上の「仕事ができる人になる」が難しいという人は、パワハラ上司がいる職場から離れるという選択をとるべきです。
当サイトでも再三お伝えしてきていますが、世の中には自分と相容れない人が一定数います。
そういう人と無理に付き合って、人生を消耗する必要は全くありません。
もちろん、収入が減るかもなどといった大きな不安は確かにあるかもしれません。
けど、お金は後からでも取り戻せます。
それに対して、壊れてしまった健康や失ってしまった数年間は取り戻すことができるでしょうか?
どう考えても、そんなもの取り戻せるわけがありませんよね。
禁断のパワハラ回避術「上司に気に入られる人になる」
仕事ができる人になるのは難しい。
でも職場を変えるのは不安が大きい。
そんな人に残された道は、「上司に気に入られる人になる」しかありません。
そのためには正攻法ではなく、あえて裏の手を使う――。
こんな覚悟がある人にはおすすめな方法が1つだけあります。
とはいっても、もちろん、違法なことは一切ありませんし、やればすぐに効果が出る可能性もあります。
具体的な方法を書くとどうしても長くなってしまうので、詳細は別記事にまとめました。
興味がある人もない人も、ぜひ下のリンクを押して読んでみてください。