ついつい彼女にきつい言い方をしてしまった…。
そんな経験は誰にでもあると思います。
たとえば男友達に話すような感じでついつい乱暴な言い方をしてしまい、その結果、彼女がかなり傷ついてしまった。
でも、そんな彼女の反応に気づいているあなたならきっと大丈夫です。
この記事では、彼女にきつい言い方をしてしまったときの対処法をお伝えしていきます。
彼女のきつい言い方をしてしまったときの彼女の気持ちは?
きつい言い方をされたときの彼女はどういった反応をするのでしょうか?
彼女の反応はおおむね次のようなものが多いでしょう。
「怒ってる」と思って怖かった
まずは、あなたがきつい言い方をしたことで、彼女はあなたが怒ってると思ってしまった可能性が非常に高いです。
言い方がきつい人を「怖い」と感じるのはなぜ?適切な対処法とは?でも解説していますが、実際には全く怒ってないのに怒ってると思われているのです。
そして、男性の多くが気づいてませんが、女性のほとんどが男性に怒られると怖いと感じます。
どんな関係性であれ、男性の存在というのは、男性が考えている以上に女性にとっては脅威なのです。
もし、あなたが
- 声を荒らげた
- 大声を出した
- 口調が荒っぽくなった
などに心当たりがあるなら、彼女に恐怖心を植え付けたと考えた方がいいでしょう。
きつい言い方に傷ついた
また、きつい言い方をされて傷ついた可能性も高いでしょう。
これも、さっきと同様ですが、男性が思っている以上に女性は好きな相手からの言葉で傷つきます。
たとえ、声を荒らげたりということがなくても、
- そんなわけなくない?
- なんでそんなことわかんないの?
- なんで知らないの?
みたいな彼女をおとしめるような言葉を吐いたとしたら、確実に傷つけてしまったと考えてください。
男性が男性同士で集まっているときに上記のようなセリフを言っても、重く受け取られることはありませんよね。
だからそういうノリで彼女と接してしまう人は多いんです。
たとえば彼女が「えへへ…そうだよね…」とか笑ってたとしても、心は間違いなく傷ついているでしょう。
また同じことが起こるかもと不安に感じた
彼女にきつい言い方をしてしまったときの彼女の反応として一番致命的なのが、
「また同じことが起きるかもと不安に感じた」
というものです。
なぜなら、これは彼女が自分を守るための防衛本能のようなものだから。
つまり、彼女が
- 彼氏にきつい言い方をされる
↓ - 怖いと感じた・傷ついた
↓ - また同じことが起こるのが怖くて不安
↓ - 一緒に居るのって苦しいかも…
↓ - 別れた方がいい…?
と考えてしまうということに他なりません。
だから、このままの状態が続いてしまうと、大事な彼女を失ってしまう可能性があるわけです。
彼女にきつい言い方をしてしまったときの対処法は?
彼女にきつい言い方をしてしまったとき、一体どうすればいいのでしょうか?
この記事では、3つのプロセスで対処していく方法を紹介します。
それがこちらです。
- きつい言い方をした事実と向き合う
- きつい言い方をしたことを真剣に謝罪する
- きつい言い方を今後しないよう対策を立てる
一つずつ見ていきましょう。
プロセス①きつい言い方をした事実と向き合う
最も大事な点として、彼女に対してきつい言い方をしてしまった事実と向き合う必要があります。
なぜなら、あなたが一度口から出してしまった言葉は二度と戻らないからです。
そんなに深い意図で言ってないつもりの言葉でも、これから先、永久に彼女の心に刺さり続けてしまいます。
あなたも誰かに言われた言葉がずっと引っかかって、気にしているなんてことの一つや二つあるんじゃないでしょうか?
あなたが言ったきつい言葉は、そういった影響を及ぼすのです。
だからこそ、きつい言い方をした事実に真摯に向き合って、もう二度とそんな言い方をしないようにしなければならないのです。
また、きつい言い方をしたという事実を認めないと、彼女に対する謝罪自体に身が入らず、軽いものになってしまう可能性があります。
具体的は方法としては、きつい言い方をした場面のことを思い出して、次のようなことを紙に書き出すと良いでしょう。
- どんなシチュエーションだったか
- どんな言葉を言ってしまったか
- 彼女の反応はどうだったのか
- どんなふうに受け止められてしまったと思うのか
人間は頭で考えても、うまく整理がつかず、また考えたこともすぐに忘れてしまうものです。
しかし、紙に書き出すと、何が起こったのかとか、なぜいけなかったのかとかが整理でき、記憶を強化する効果もあります。
そういった意味で、きつい言い方をした場面のことを思い出して紙に書き出し、しっかりと向き合いましょう。
プロセス②きつい言い方をしたことを真剣に謝罪する
きつい言い方をした事実を向き合ったら、自然と彼女に対する謝罪の気持ちが出てくるはずです。
もし、素直な謝罪の気持ちがまだ出てこないなら、向き合い方が足りないです。プロセス①に戻りましょう。
素直に謝罪できる気持ちになったら、次の点に注意して謝罪します。
- できるだけ迅速に、直接伝える
→時間が空くと彼女の不安や不信感が増すので、できるだけ早く、LINEや電話でなく対面で伝える - 事実を具体的に認める
→「この前はごめん」ではなく「〇〇のとき、△△って言い方して傷つけてしまったと思うごめん」と具体的に自分の非を認める - 相手の気持ちを先に尊重する
→自分の事情や意図より、彼女の感情に焦点をあてる - 言い訳しない
→「でも俺も〜〜で…」や「疲れてて…」「悪気はなくて…」などの自己弁護はせずストレートに謝る - 物でごまかさない
→プレゼントなどでごまかそうとすると、形だけと受け止められてしまう - 彼女の声や反応を受け止める
→彼女がどう感じたかを受け止めて、今後に活かす - 改善の意思を示す
→同じことを繰り返さないように対策をたてる(後述)
きつい言い方を今後しないよう対策を立てる
きつい言い方をしたことを謝罪したとしても、油断すればまた同じことをしてしまうのが人間です。
今後同じことを彼女にしてしまわないためにも、対策を立てる必要があるでしょう。
具体的な方策は、他人に言われたものより、自分自身で「こうした方がよさそう」と考えたものが適しています。
その理由は、一人ひとり個性が異なっていて、どういう言い方をしがちとか、どんなシチュエーションできつい言い方をしがちとか異なるからです。
そこで、ここではあくまで一例としての対策を紹介します。
- 感謝の気持ちを1日10回伝える
→相手は彼女に限定しなくてもOKです。とにかく誰かに対して「ありがとう」とはっきり言葉に出して言ってみます。人に感謝をすることは、思っている以上に心の安寧をもたらしてくれるものです。 - 言葉を口に出す前に頭で考えるクセを付ける
→「なんで〇〇しないの?」とか「ちゃんと〇〇はしたの?」ではなく、「〇〇してくれると助かるよ」とか、「〇〇はしてくれた?」など、言い回しを柔らかくする訓練を日常的にしていくことで、きつい言い方を避けられるようになります。 - 一人称を変えてみる
→多くの男性の一人称は「俺」ですが、これを「ぼく」などに変えてみると、言い回しが柔らかくなる場合があります。
これを参考に自身での対策を考えてみてください。
まとめ:彼女にきつい言い方をしたらすぐに対処を
彼女にきつい言い方をして傷つけてしまうということは、人間なので誰にでも起こります。
特に言葉というのは、口に出してしまったら最後、どうやっても戻すことはできません。
だからこそその先の行動で、あなたと彼女のこれからに差が出てしまうことが大いにあります。
日頃の小さな不満や不安が溜まって行って、ある日限界を超えてしまったら…。
そうならないために、今すぐに行動をしましょう。