彼氏の言い方がきつくて傷ついていませんか?
本当は傷ついていることを彼氏にも伝えたい。
でもどうやって伝えたらいいのかわからない…。
そんなあなたのために、この記事では、
- 彼氏に伝えたときに機嫌が悪くなるのはなぜか?
- どうやって伝えたら上手く伝えられるのか?
についてお話していきます。
特に、彼氏に伝えたときに機嫌が悪くなってしまう理由は、普段の生活にも役立つはずなので、ぜひしっかり読んでください。
彼氏に「言い方がきつい」と伝えたら機嫌が悪くなるのはなぜ?
もしかしたらあなたも一度は彼氏に「言い方がきつい」と伝えたことがあるかもしれません。
そのときに、彼氏の反応が明らかに機嫌が悪くなってしまって、それ以降伝えられてないのではないでしょうか?
あるいは、普段の彼の言動を見ていて、「言い方がきついと伝えたらきっと機嫌が悪くなる」と思って伝えられずにいるかもしれません。
じゃあなぜ彼氏は「言い方がきつい」と伝えると機嫌が悪くなってしまうのでしょうか?
考えられる理由は次の3つがあります。
- 否定されたと感じた
- 人に指図されるのが嫌
- 感情のコントロールが苦手
それぞれ詳しく見ていきましょう。
彼氏の機嫌が悪くなる理由① 否定されたと感じた
当たり前ですが、あなたの彼氏に限らず、自分が否定されると、みんな嫌な気持ちになります。
たとえば、職場や学校で「なんでちゃんとやってないの!?」と強く注意されたとき、内容が正しくてもなんとなく嫌な気持ちになりませんか?
実は、人間は「自分を否定される=不愉快」と感じるようになっているのです。
「でも言い方がきついって伝えてるだけで、否定しているつもりはないんだけど…」
と思いますよね?
言葉としては、あなたを直接否定していなくとも、否定だと受け取れるケースは多々あります。
「言い方がきつい」と伝えるのは、彼氏に「その言い方は良くない」と伝えるのと同じことです。
そして、人間の脳は、物事を簡略化して捉える特性があり、「その言い方は良くない」は「あなたが悪い」に変換されてしまいます。
結果として、「言い方が良くないと言われた=自分が否定された=不愉快」と感じてしまうわけです。
彼氏の機嫌が悪くなる理由② 人に指図されるのが嫌
彼氏に「言い方がきつい」と伝えるとき、セットなのが「だから直してほしい」だと思います。
せっかく相手に「直してほしい」ところを伝えるんだから、「直してほしい」と伝えるのは当然のことです。
でも実は、これがNGワードです。
なぜなら、これは指図の言葉だからです。
気づいてない女性は意外と多いですが、指図を嫌う男性は結構多いです。
あなたにもこんな場面に心当たりはありませんか?
指図で彼氏の機嫌が悪くなる場面
- 運転中に「そこ右!」とか「スピード落として!」って言うと機嫌が悪くなって喋らなくなる
- ゲームやってて、「なんでそっち行くの?」とか「そのアイテム使わないの?」と言われると機嫌が悪くなってゲームをやめる
- 服選びで「それちょっと変かな」と言うと、機嫌が悪くなって何も買わない
- 仕事や勉強で「こうやった方が良いんじゃない」と伝えると、機嫌が悪くなって無視される
- 飲食店で「これ注文して」とか「スマホ見てないでちゃんと頼んで」というと、機嫌が悪くなって会話がなくなる
これらの機嫌が悪くなったシーンに共通するのが、「人に指図されたこと」です。
もちろん、指図されても特に何もという男性も中にはいます。
けど、「人に指図されると機嫌が悪くなる男性は少なくない」という事実は覚えておくとよいでしょう。
彼氏の機嫌が悪くなる理由③ 感情の制御が下手
もちろん個人差はあると思いますが、感情の制御が下手な男性は少なくありません。
その背景には、男性特有の育ち方や社会的な価値観が影響していると考えられます。
多くの男性は小さい頃から「泣くな」「弱音を吐くな」と言われて育ちます。
悲しさや不安を表現するより、我慢して強がった方が「男らしい」からです。
その結果、感情をうまく言葉で処理するのが苦手になりやすくなります。
普段は制御できているつもりでも、怒りなど抑え込んできた感情が一気に爆発するのです。
本人は自覚していないかもしれませんが、実は感情の制御は子どものままという人は案外いるんです。
彼氏に「言い方がきつい」と伝える上手な方法は?
そんな彼氏に「言い方がきつい」とうまく伝える方法はあるのでしょうか?
実はあります。
それにはポイントが3つあります。
- 悪いところは責めず、いいところを褒める
- 「〜〜してほしい」は絶対NG
- 自分が嫌だったことではなく、嬉しいことを伝える
一つずつ具体的に説明します。
ちなみに、これらのポイントは結婚したあとに、夫に何かしてほしいときにも有効ですのでぜひ覚えておいてください。
ポイント①悪いところは責めず、いいところを褒める
ひと言で言うと、「褒めて伸ばす」です。
これまで見てきたように、悪いところや出来てないことを指摘すると男性は機嫌が悪くなります。
そのため、指摘では伝わりません。
むしろ反発して、直そうとしてくれないことさえあります。
だから、
「言い方がきついから直してほしい」
ではなく、
「優しい言い方をしてくれるところが好き」
と言い換えましょう。
特に優しい言い方をしてくれたときには、すかさずこの言葉をスルッと挿入して、とにかく褒めていきましょう。
ポイント②「〜〜してほしい」は絶対NG
「私はちゃんと彼に丁寧にお願いしているのに、全然聞いてくれない」
そう思ったこと、ありませんか?
先述のとおり、男性には指図・命令は基本的にNGです。
だから「〜〜してほしい」では、彼は動きません。もちろん「〜〜しないで」「〜〜はやめて」も同様です。
少し言い方を変えて「〜〜してもらいたいの」でもまだ指図・命令に受け取る人もいるでしょう。
例えるなら、「早くお風呂入っちゃいなさい」と言われた中学生が「今入ろうと思ってたのに!」とムッとするみたいなものです。
じゃあ、どのようにして伝えたらいいの?と思いますよね?
その点については次のセクションで解説していきます。
ポイント③自分が嫌だったことではなく、嬉しいことを伝える
代わりに、「〜〜してくれると嬉しい」とか「〜〜してくれると助かる」と伝えるといいです。
違いは、相手に行動を変える指示ではなく、相手の行動であなたが受けた感情を伝えている点です。
これにより、彼自身に「自分の言い方」に気づいてもらえる可能性が上がります。
実は、人間には自分で気づいたことは真理だと思い込む傾向があります。
逆に人から指摘されたことには反発しやすいです。
だから、彼を変えたければ、自分自身で気づかせることが重要なのです。
ポイント③補足「〜〜されると悲しい」と伝えるのはだめ?
じゃあ「そんな言い方されると悲しい」という伝え方はどうなの?と思いますよね。
結論から言えば「〜すると悲しい」や「〜するとつらい」も伝え方として選択の一つです。
ただし「きつい言い方されると悲しい」「そんな言い方はつらい」だと、彼に「責められてる」と感じさせることがあります。
すると、反発されたり、機嫌が悪くなる可能性が出てきます。
場合によってはあなたの側も受けた感情ではなくなることもあります。
たとえば「そういう言い方ってひどい!」「そんな言い方ないじゃん!」などです。
だから、ネガティブな感情メッセージは避け、ポジティブな感情メッセージを伝える方がいいです。
まとめ:言い方がきつい彼氏にうまく伝えるには?
言い方がきつい彼氏に、「言い方がきついこと」を上手く伝えるのは難しいものです。
相手の機嫌が悪くなることをできるだけ避けて、彼自身に気づいてもらえるのが、最も理想的です。
そのためには、少し気が進まないかもしれませんが、おだてて、褒めて伸ばしていくという方法を取るのが一番の近道です。
ぜひ覚えて試してみてください。
もし、試してみても彼が何も変わらなかったという人は、こちらの記事も参考にしてみてください。